INTERVIEW
インタビュー

アンパサンド税理士法人/
アンパサンド株式会社
公認会計士
市村 浩子さん

企業プロフィール

社名:アンパサンド税理士法人/
アンパサンド株式会社
業種:サービス(専門コンサルタント)
従業員規模:~29人(取材当時)

チームプロフィール

人数:10人
職種系統/役割:コンサルタント
ねらい:現状の共通認識

個々人の強さを活かして勝負できる業種だが
可視化することで、チームを組む意義を実感できた

Q
「チームワーク向上診断」を受けたきっかけは?
A
税理士は基本的に個人プレーです。私が前に勤務していた大手会計事務所では、多くのチームが並行して業務をこなしていましたが、チーム間でのコミュニケーションは活発ではありませんでした。「(税務や財務、法律の)知識があればコミュニケーションはいらないよね」というメンバーもいたくらいです。そんな業界のなかでも、当社はチームワークを重視しているという特徴があるので、どのような結果が出るのかと興味を持ったのがきっかけです。
Q
モニター応募の決め手は何でしたか?
A
先にお話したとおり、税理士は基本的に個人プレーです。ひとつのクライアントを何人かで担当しますが、作業は完全に役割分担されています。ですが、代表の山田はチームワークを重視していて、会社の理念や目標を追求するチームでありたいと考えています。そこで、自分たちの現状を知れば、今後どのように行動すべきかより分かるのではないか、とモニターへの応募を提案しました。
Q
実際に受けた感想を教えてください。
A
診断結果は、各人の思考タイプや期待される行動なども普段感じている通りでしたが、しっかり説明されていて納得感がありました。レポートを見て話し合ったことがきっかけとなり、それぞれがどのような働き方をしていけばいいか、というようなこれまでと違う会話が生まれはじめています。また、「課題だと感じていることがはっきりと『頑張りましょう』と書かれていて改めてやる気になれた」という声もありました。今後、様々なプラスの影響が出てくるのでは、と期待しています。  

人間関係を可視化するサービスは画期的
チームの現状や価値観のズレの有無が確認できた

代表社員/代表取締役
税理士/経営心理士
山田 典正さん
Q
チームワークを大切にされている理由を教えてください。
A
税理士や会計士は、コミュニケーションコストや工数のかからない個人作業の方が生産性が高い場合が多々あります。個の強みが業務の量や質に直接反映されるため、チームを意識することが少ない業種なのです。ならば逆説的に、強い個人が集まってチームになれば、より大きな価値が創出できるのでは、と考えました。もちろん、強いチームを作ることは、ハードルが高く難しいこと。だからこそ意義があるとチャレンジしています。
Q
「チームワーク向上診断」を受けたねらいは何でしょうか?
A
当社の行動指針のひとつに「メンバーの一人ひとりが能力向上に最大の努力をしつつ、自身と家族の幸せを何よりも優先する」があります。もちろん、一人ひとりに特性があり幸せの定義も違います。その多様性を尊重しながら、同じ価値観を共有し、幸せの最大化を目指そうと話しています。「チームワーク向上診断」は各自の思考タイプ、さらに相互の関係性がわかる新しい診断サービスである点に興味を持ちました。メンバー間で価値観のズレがないかなど現状を把握するために利用を決めました。
Q
受けてみての感想を教えてください。
A
当社には代表が2人いますが、その思考タイプは真逆でした。当社のロゴは『&』を2つ繋げたものです。そこには「物事を一つの側面で捉えることなく、常に二つの側面を見据え、それを高いレベルで両立をさせる」という思いを込めていますが、まさにそれが表れた診断結果でした。チーム内には価値観のブレは少なく、「いろんな人がいていいね」「攻めのタイプも採用したい」といった会話も生まれています。「チームがより良く変わるきっかけ」になったと感じています。